はじめに
出水地区の在宅医療を支えてくださる皆様へ
出水地区においては、平成25年10月現在の高齢化率が30.3%となっており、県の26.5%を上回るスピードで高齢化が進んでいます。また、高齢者単身世帯や高齢者夫婦世帯も県平均より高い状況で推移しています。
このような状況の下、病気や障害を持ちながらも、住み慣れた地域で可能な限り長く生活できるよう、必要な医療や介護サービスを包括かつ継続的に提供できる在宅療養環境を整備していくことが不可欠となっています。
出水地区では、平成25年9月から出水郡医師会をはじめ関係団体や行政等が参加し「出水地区在宅医療推進協議会」を設置しました。地域包括ケアの重要な要素である在宅医療推進のための体制づくりに向け、①研修・企画班 ②24時間対応班 ③退院支援班 ④調査・広報班に分かれ、現状把握や課題の整理を行いました。
その中で「在宅医療を担う人材や資源の確保」「関係機関・職種の連携強化」「住民の理解と支える地域づくり」等が課題として見えてきたため、各班が解決に向けて活動を行っています。
そこで「調査・広報班」の活動の一環として、医療機関をはじめ各関係機関の在宅医療を支える上で必要な情報を調査し「出水地区在宅医療社会資源リスト」にまとめましたので、ご活用いただけると幸いに存じます。
なお、「出水地区在宅医療社会資源リスト」は、医療機関や各関係機関の皆様に情報提供していただき作成しております。サービス機関や内容について変更が生じる可能性がありますのでご了承ください。また、必要に応じ更新していきたいと考えておりますので、今後とも。御助言、御協力をいただきますようよろしくお願いしたします。
平成27年3月
出水地区在宅医療推進連絡協議会長