INAネット
INAネットとは
生誕の経緯と目的
高齢化社会を迎え、たとえ病気があろうとも可能な限り住み慣れた場所で自分らしく過ごす在宅医療の推進が求められている。
出水地区在宅医療推進連絡協議会では、平成25年度より在宅医療に必要な医療や介護サービスをよりよく提供できるしくみづくりに取り組んできた。その際課題となったのが休日・夜間における患者急変、および看取りへの対応であった。
この解決方法として、在宅主治医・在宅副主治医、訪問看護師、ケアマネジャーが連携して、在宅患者・家族を支援する体制が提案され、出水(I)、長島(N)、阿久根(A)の頭文字を取って「INA(いーな)ネット」と命名された。
INAネットでは、夜間や休日に患者が急変し家族で対応困難になったとき、最初に訪問看護師が連絡を受けその対応に当たる。そこで訪問看護師が必要と判断したら、在宅主治医へ連絡し、医師が対応する。もし主治医が不在などで対応困難なときは、在宅副主治医が代わりに対応する。このように、INAネットは、地域の医療・介護の従事者が、協力して24時間切れ目なく住民を支えることで、患者・家族が自宅で安心して過ごせる事を目的とする。またINAネットにより在宅医の負担軽減を図ることで、在宅医療に取り組む医師を増やし、その結果在宅医療を普及させることを目的とする。
概略図
関係書類
問い合わせ先
出水郡医師会 在宅医療介護支援センター
住所 |
〒899-1611 鹿児島県阿久根市赤瀬川4513 出水郡医師会広域医療センター内 |
TEL/FAX |
TEL(0996)73-2375/FAX(0996)73-2376 |
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